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砂と霧の家(2004・米)

  1. 2005.
  2. 02.
  3. 14
  4. (Mon)
  5. 14:52
監督・脚本 ヴァディム・パールマン
撮影監督  ロジャー・ディーキンズ
原作    アンドレ・デビュース3世
音楽    ジェームズ・ホナー



年末にもチラリと書いたのですが、砂と霧の家
3月4日にDVDの発売だそうです。
『ガンジー』のベン・キングスグレーが出てるということだけでも注目度満点。あのガンジーは凄かった。 それからJ・コネリー。華奢ではない美人さん。強さを感じさせる女優さんです。


さて作品ですが。あらすじをざっと並べると、父の遺産である海辺の家に住むキャシー(ジェニファー・コネリ)は本当は夫はとっくに家を出て行ってしまっているのに遠くに住む母には「幸せに暮らしている」と電話で嘘をつく毎日。さらに行政の手違いで、ある日家を差し押さえられてしまいます。結局手違いだったことが判明するのですがそのときにはもう家はイランからの移民、ベラーニ元大佐(ベン・キングスグレー)の手に渡ってしまいます。家を巡って対立する二人。そして対立するうちに本当に大切なものはなにかということを徐々に見失っていきます。

父との思い出を守りたいキャシー、家族と人生をやり直したいベラーニ。

普通に生きたいと願う人がなぜ不幸にならなければいけないのか。


泣けます。


こんなに映画で泣いたの『河童』以来だよ。
どちらの言い分も分かる、どちらも幸せになって欲しい。
そう願いながら見ていても狂い始めた歯車は戻ってくれなくて、
信じられないような悲劇を巻き起こします。
他者を理解しようとしない傲慢さは本当に大切なものをたやすく手から奪っていく。
恐いねぇ。『返してくれ』って言ったって時間は戻んないもの。

映画の感情面のやり取りも見所の一つなのですが、もう一つの見何処は『登場人物たちの背景』です。イランから亡命してきたベラーニ。英語が片言なのがまた涙を誘うのです。移民だということで不当に扱われ、言葉の不自由さから意思を伝えることが出来ない。
息子が運び込まれた救命病棟を必死に探すベラーニ父さんの姿に大泣きしました。

移民問題とか、行政問題とか、家族のあり方とか。
凄い考えさせられます。

イラン革命とか調べちゃったし。
ショーレ・アグダシュルーさん(=ベラーニ大佐の奥様)ですがイラン出身の女優さんだそうです。そして彼女は祖国では彼女は革命家なので80年から祖国の地を踏むことは許されていないそうです。
公式Webでの彼女のインタビューを読んで胸が打たれました。
四半世紀故郷に戻れない彼女は何を支えに生きてきたのでしょう。


強い、って言葉では括れないけど、そういう人達がいるって認識が出来たことに感謝したい。

あと、ちょっと人に優しくしたほうが世の中上手く行くかもしれないとか思わされます。
他人と自分は同じ人間だけどヒトじゃない。
強すぎる我は『傲慢』と『エゴ』なんだよねぇ。
境目を見つけるの、難しいんだけどね。それ。


是非一度ご覧になることをオススメする映画です。
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